久米島特集
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久米島の魅力
久米島は那覇空港より飛行機で35分、沖縄本島より西へ約95km(日本最西端)離れた、東シナ海に浮かぶ人口7200人程の離島です。
沖縄の中では、沖縄本島、西表島、石垣島、宮古島に次いで5番目に大きな島となっています。
琉球王朝時代から、琉球列島で最も美しい島と言われていた「久米島」。
海底まで透き通って見えるほど、透明度が高いのエメラルドグリーンのに浮かぶ真っ白でサラサラな砂浜(ハテの浜)の景色は現在も「東洋一の美しさ」と称賛され、世界中のダイバーが訪れる憧れの地となっています。また、日本プロ野球球団の楽天ゴールデンイーグルスの春季キャンプ地としても有名で、年間約8.5万人(令和6年度実績)ほどの観光客が訪れています。
久米島内には、島の東側にある「イーフビーチ周辺」と、西側にある「新興通り(じんじんロード)」を中心とした2つの繁華街エリアがあります。
イーフビーチ周辺エリア
久米島の東海岸となるイーフビーチは、日本の渚100選に選ばれたき長さ2kmの天然ビーチです。
そのイーフビーチ沿いには、ビーチ周辺にはリゾートホテル、ダイビングショップなどが並んでいます。
日の出を見ながらの早朝散歩や、夏は天の川を夜空に見つつ潮騒の音が聴ける環境に癒されること間違いなしです。
複数のスーパーマーケットのほか、観光客向けの飲食店、マリンショップ、土産屋、ホテルなどが建ち並ぶ観光エリアでもあるので、飲食はもちろん滞在にも便利です。飲食店の多くは、久米島でしか食べることのできない島の食材をふんだんに使ったメニューが提供されている所も多く、新鮮な海鮮や、ここでしか味わえない郷土料理を楽しめることでしょう。
久米島空港からイーフビーチ周辺へアクセスする場合は、レンタカーやタクシーで約20分、沖縄県道89号を通って向かいます。
「新興通り(じんじんロード)エリア」
じんじんロードとは、地元住民が多く利用するエリアで、民宿や飲食店、スーパーや銀行などが密集している小さな商店街です。
西側の空港寄り付近に位置するじんじんロードは、どちらかといえば観光客向けというよりは、地元住民向けの店が多い、素朴でノスタルジックな雰囲気の商店街です。イーフビーチ周辺の様に観光地化された場所とは違い派手さはないもの、ゆったりとした島のリズムに溶け込める、久米島ならではの温かさを感じられるスポットです。
そもそも、「じんじん」とは地元でホタルを意味する言葉で、ホタルが多く生息する久米島を象徴するようなネーミングともいえます。
また、じんじんロードには久米島の地元民達が通うスーパーや居酒屋があり、地元民のリアルな日常や食べ物を楽しみたい方にもおすすめです。近年は、地元の食事と人々のふれあいや、久米島ならではのや特産品を求める観光客に人気の観光地となっているようです。
久米島空港からじんじんロードまでは、沖縄県道89号を通り、レンタカーやタクシーで約10分のところです。
なお、フェリーターミナルからは、徒歩10分ほどで着きます。
ビーチ近くでリゾート気分を味わいたいのであればイーフビーチ周辺、素朴な沖縄の離島気分を味わいたいのであれば新興通り(じんじんロード)周辺に滞在するのがおススメです。
おすすめスポット
ハテの浜 - 絶景の無人ビーチ
ハテの浜は、久米島の代表的な観光スポットで、沖縄でも一緒の美しさを誇る無人の砂浜です。この無人のビーチは、約7kmにわたって真っ白な砂浜が広がり、エメラルドグリーンの海に囲まれています。ハテの浜へはボートでのみアクセスが可能で、そのための人が少なく、自然の静けさと美しさをゆっくり楽しめます。透明度の高い海でシュノーケリングや写真撮影を楽しむには最高のスポットで、自然のままの美しいビーチでリラックスすることができます。
イーフビーチ - 南国リゾートの定番スポット
イーフビーチは、久米島で最も有名なリゾートなビーチであり、観光客に人気の場所です。約2km続いていく白い砂浜と透明度の高い海が特徴で、家族連れやカップルにとっても最適なビーチです。波のおかげで、初心者でも安心してマリンアクティビティを楽しむことができ、カヤックやシュノーケリング、ビーチ沿いの散策などが楽しめます。 周辺にはリゾートホテルやレストランも多く、リゾートライフをゆっくりに楽しめますます。
ミーフガー - 神秘の奇岩
ミーフガーは、久米島の海岸にある巨大な奇岩で、その独特の形と迫力ある姿から、地元の人々に「パワースポット」としても親しまれています。で、その形状は神秘的であり、訪れる人々に自然の力と美しさを感じさせます。ミーフガーの周囲には美しい海が広がり、訪れる価値のある場所です。
比屋定バンタ - 断崖から望む絶景の展望スポット
比屋定バンタは、久米島の北西部に位置する絶景スポットです。 標高200メートルの断崖からは、久米島全体とその周囲の海を一望することができ、特に晴れた日には沖縄本島まで見渡せることこの展望台は、自然の雄さを感じながらリラックスするのに最適な場所であり、夕方には美しい夕日を楽しむこともできます。
久米島紬の里 - 伝統工芸に触れる
久米島紬は、琉球王国時代から伝わる伝統的な織物で、その美しい柄と深い色合いが特徴です。技術のデモンストレーションを見学したり、実際に織物を体験することも可能です。この工芸品は無形文化遺産に登録されており、島の伝統文化に触れる特別な体験を提供してくれます。
おすすめイベント
1.久米島マラソン
毎年10月に開催されるスポーツイベントで、久米島の美しい景観を楽しみながら走ることができます。フルマラソン、ハーフマラソン、10km、5kmの部門があり、初心者からベテランランナーまで幅広く参加可能です。一周するコースは、海や自然の風景を堪能できるのが特徴です。
2.久米島まつり
島最大の文化祭で、地元の伝統芸能や音楽、ダンスのパフォーマンスが披露されます。久米島の特産品や郷土料理を楽しめる出店も多く、島の文化や食材を体験できるイベント観光客にも人気で、地域文化に触れる良い機会となっております。2024年度は9月14・15日に開催されました。
3.久米島ハーリー
6月に開催される伝統的なボートレース、漁業の安全と大漁を祈願するイベントです。地元の漁師や団体が参加し、激しいレースが繰り広げられます。観光客も応援や一部の体験レースに参加でき、島の海文化に触れることができます。
久米島の経済
久米島の経済は、沖縄県の離島という地理的特性に大きく依存しており、主に観光業、農業、漁業が主要な産業として地域経済を支えています。
◆観光業・・・
エコ、ツーリズムの推進、観光インフラの整備、国際観光客の増加、地域資源の活用、そして持続可能な観光モデルへの移行といった多面的な要素によって発展が期待されています。
◆農業・・・
さとうきび作を中心に、 肉用牛、野菜(ゴーヤー、さやいんげん、さといも等)、花き類(電照菊等)、葉たばこ が生産され、経営の複合化が進んでいる。 他にかんきつ類及びマンゴー等の熱帯果樹も 栽培され、作物の多様化も進んでいる。
◆漁業・・・
車海老の生産量が日本一の産地として、「車海老の拠点産地」として認定されています。
また、人口削減や物流コストなど、離島としての特有の課題を抱えていますが、再生可能エネルギーの導入や、中央政府・県からの補助金により、地域の持続可能な発展に向けた取り組みが進められています。
◆再生可能エネルギーの推進・・・
久米島では、エネルギー自給率を高めるために再生可能エネルギーの導入が進んでいます。 特に、太陽光発電や地熱発電が重要な開発プロジェクトとして進んでいます。負荷の軽減が期待され、地域の持続可能な発展に向けて取り組んでいます。
◆交通インフラの改善・・・
久米島は離島であるため、交通インフラの重要な課題となっております。 那覇空港からの航空便の増便や、島内の道路整備が進められています。性向上のため、レンタカーの拠点強化や公共交通機関の改善も検討されています。
◆地域振興と農業の強化・・・
久米島では、農業や漁業の活性化に向けた支援も行われています。 特に、サトウキビの栽培や車海老の養殖が経済の重要な柱となっており、これらの産業の効率化や収益拡大に向けた取り組みが続いています。農業技術の向上やブランド化に向けた支援も含まれています。